PowerTools ActiveReports for .NET 11.0J > ActiveReportsユーザーガイド > ActiveReports for .NETへようこそ > ActiveReportsの各エディション |
ActiveReportsは、StandardとProfessionalの2つのエディションで提供されています。
Standardでは、Visual StudioのIDEに完全に統合されたレポートデザイナ(「ActiveReports for .NETデザイナの使用」参照)、Windowsフォーム用/WPF用のレポートビューワ(「レポートを表示する」参照)、各種ファイル形式への出力を生成するためのエクスポート機能(「エクスポート」参照)が用意されています。さらに、多彩なバーコードやグラフを使用したレポートの作成もサポートしています。
Professionalでは、Standardの全機能に加えて、ASP.NET/HTML5アプリケーションでレポートを実行したり、エクスポートに使用できるWebViewerコントロール/HTML5ビューワ(「Webで表示する」参照)や、HTTPハンドラ(「HTTPハンドラ」参照)を備えております。さらに、配布可能な独立したエンドユーザーデザイナの作成機能(「Designerコントロール(Professionalのみ)」参照)、Professional専用のレポートコントロール(Map、TableofContents)、PDFの電子署名機能(「PDF電子署名/タイムスタンプ」参照)や外字(「PDF外字」参照)などのPDFエクスポートのオプション機能を提供します。
StandardとProfessionalの機能比較表
Standardのライセンスでは、Professionalの機能はご使用になれません。詳細については、以下のStandardライセンス使用時の注意事項を参照してください。
機能 | Standard | Professional | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コントロール | ||||||||
Webフォーム専用 | WebViewer | × | ○ | |||||
HTML5専用 | HTML5ビューワ | × | ○ | |||||
WPF | WPF Viewer | ○ | ○ | |||||
Windowsフォーム専用 | Viewer | ○ | ○ | |||||
Designer | × | ○ | ||||||
ReportExplorer | × | ○ | ||||||
Toolbox | × | ○ | ||||||
LayerList | × | ○ | ||||||
ReportsLibrary | × | ○ | ||||||
Windows/Webフォーム共通 | HtmlExport | ○ | ○ | |||||
PdfExport | ○ | ○ | ||||||
RtfExport | ○ | ○ | ||||||
TextExport | ○ | ○ | ||||||
TiffExport | ○ | ○ | ||||||
XlsExport | ○ | ○ | ||||||
WordExport | ○ | ○ | ||||||
XmlExport | ○ | ○ | ||||||
デザイナ(セクションレポート) | ||||||||
設計方式 | セクション単位の設計 | ○ | ○ | |||||
セクション | 帳票全体のヘッダ/フッタ ページ単位のヘッダ/フッタ グループ単位のヘッダ/フッタ、詳細 |
○ | ○ | |||||
コントロール | Barcode、Label、TextBox、Chart、CheckBox、Picture、Line、Shape、RichTextBox、PageBreak、OleObject、SubReport、ReportInfo、CrossSectionLine、CrossSectionBox | ○ | ○ | |||||
レポート定義ファイル | クラスファイル(*.vb、*.cs)、RPXファイル(XML形式) | ○ | ○ | |||||
各種設定 | ルーラーの単位指定、プレビューページ数の指定 | ○ | ○ | |||||
スタイルの管理 | レポートデザインのスタイルの再利用(スタイル情報を外部ファイルに保存、読み込み) | ○ | ○ | |||||
スクリプト | C#、VB.NET | ○ | ○ | |||||
ActiveReports Server連携 | 共有サブレポート、共有レポートパーツ | × | ○ | |||||
デザイナ(ページレポート) | ||||||||
設計方式 | ページ単位の設計 | ○ | ○ | |||||
コントロール | Table、Tablix、Chart、List、BandedList、Calendar、Sparkline、FormattedText、Bullet、Barcode、TextBox、Line、Container、Shape、Image、OverflowPlaceHolder、CheckBox | ○ | ○ | |||||
TableOfContents、Map | × | ○ | ||||||
レポート定義ファイル | RDLX(XML形式) | ○ | ○ | |||||
テーマ | テーマファイル(*.rdlx-theme)に色やフォントなどを定義し、レポート内で再利用できる | ○ | ○ | |||||
スタイルの管理 | レポートデザインのスタイルの再利用(スタイル情報を外部ファイルに保存、読み込み、埋め込み) | ○ | ○ | |||||
スクリプト | VB.NET | ○ | ○ | |||||
レイヤー | 各レイヤーの表示/非表示や出力先を設定できる | ○ | ○ | |||||
ActiveReports Server連携 | 共有レポートパーツ、共有画像、共有スタイルシート、共有データソース/データセット | × | ○ | |||||
デザイナ(RDLレポート) | ||||||||
設計方式 | ページをまたがる柔軟な設計 | ○ | ○ | |||||
コントロール | Table、Tablix、Chart、List、BandedList、Calendar、Sparkline、FormattedText、Bullet、Barcode、TextBox、Line、Container、Shape、Image、CheckBox、SubReport | ○ | ○ | |||||
TableOfContents、Map | × | ○ | ||||||
レポート定義ファイル | RDLX(XML形式) | ○ | ○ | |||||
テーマ | テーマファイル(*.rdlx-theme)に色やフォントなどを定義し、レポート内で再利用可能 | ○ | ○ | |||||
スタイルの管理 | レポートデザインのスタイルの再利用(スタイル情報を外部ファイルに保存、読み込み、埋め込み) | ○ | ○ | |||||
スクリプト | VB.NET | ○ | ○ | |||||
レイヤー | 各レイヤーの表示/非表示や出力先を設定できる | ○ | ○ | |||||
マスターレポート | マスターレポートファイル(*.rdlx-master)に共通のデザインを定義し、複数のレポートで共有できる | ○ | ○ | |||||
マルチデータソース | 複数のデータソースを使用できる | ○ | ○ | |||||
ActiveReports Server連携 | 共有レポートパーツ、共有画像、共有スタイルシート、共有データソース/データセット | × | ○ | |||||
デザイナ(セクションレポート、ページレポート、RDLレポート共通) | ||||||||
各種設定 | ページ設定、プリンタ設定、グリッド表示の有無、グリッド吸着の有無、グリッド間隔の指定、コントロール削除時の確認ダイアログ表示 | ○ | ○ | |||||
その他 | スナップライン、ガイドライン、パンモード、レポートオブジェクト選択&移動時のオートスクロール、プレビュー、拡大/縮小表示、各種書式設定、アライメント設定、Zオーダーの設定、コンポーネントトレイ、アンバウンドフィールドの追加、パラメータの追加、クエリデザイナ | ○ | ○ | |||||
レポートパーツ | 既存レポートをパーツとして再利用 | ○ | ○ | |||||
エンドユーザーデザイナ生成 | Designer、ReportExplorer、ToolBoxコントロールを使って無償で配布できる(※)デザイナアプリケーションを作成可能 ※別途、配布申請が必要です。 |
× | ○ | |||||
ActiveReports Server連携 | レポートを読み込む/保存する | ○ | ○ | |||||
Windowsフォーム用ビューワ | ||||||||
ActiveReports Server上のレポートを表示 | × | ○ | ||||||
タッチ対応 | ○ | ○ | ||||||
印刷、拡大/縮小表示、ブックマーク、ページ移動、サムネイル表示、単一・複数・連続ページ表示、検索(ハイライト表示)、クリップボード、注釈機能、ハイパーリンク(ハイライト表示)、ツールバーのカスタマイズ、コントロール単位で文字列選択&コピー、スナップショット、ページ設定ダイアログ | ○ | ○ | ||||||
入出力 | ||||||||
データ | ADO.NETデータプロバイダ、ADO.NETデータクラス(DataSet、DataTable、DataReader、DataView)、XMLファイル、カスタム、アンバウンド | ○ | ○ | |||||
エクスポート | PDF、HTML、Excel、TEXT、TIFF、RTF、RDF(ActiveReports独自の形式) | ○ | ○ | |||||
エクスポート (ページレポート/RDLレポート共通) |
Image(BMP、EMF、GIF、JPEG、TIFF、PNG)、XML、Word | ○ | ○ | |||||
エクスポート (ページレポート/RDLレポート共通) |
Word(.docx) | × | ○ | |||||
印刷 | 用紙サイズ・方向、余白、綴じ代(見開きページ)、丁合い、両面印刷、給紙トレイ、サイズ処理(用紙に合わせる、N-UP印刷)、ウォーターマーク | ○ | ○ | |||||
PDFエクスポート | ||||||||
電子署名 | 電子署名 | × | ○ | |||||
タイムスタンプ | × | ○ | ||||||
外字 | 外字出力 | × | ○ | |||||
印刷プリセット | 印刷オプションの指定 | × | ○ | |||||
PDF/A | PDF/A形式の出力 | × | ○ | |||||
日本語 | フォント埋め込み/非埋め込みの選択 | × ※1 | ○ | |||||
その他 | 太字 | × | ○ | |||||
斜体 | ○ | ○ | ||||||
マルチランゲージ | △ ※2 | ○ | ||||||
インポートツール | ||||||||
Access | セクションレポート(RPX)、ページレポート、RDLレポート | ○ | ○ | |||||
Crystal Report | セクションレポート(RPX)、ページレポート、RDLレポート | ○ | ○ | |||||
MS Excel | ページレポート、RDLレポート | ○ | ○ | |||||
ASP.NET | ||||||||
WebViewerコントロール ※3 | Flashビューワ(印刷、ページ範囲、検索、単一・複数・連続ページ表示、拡大/縮小表示、ページ移動、見出し一覧、サムネイル表示、リンク、ツールバーのカスタマイズ、ゲラモード) | × | ○ | |||||
HTMLビューワ(検索、ページ移動、非同期通信(Ajax)、パラメータ、ゲラモード) |
× | ○ | ||||||
× | ○ | |||||||
HTML | × | ○ | ||||||
HTTPハンドラ (セクションレポート) |
PDF(コンパイルされたレポート、RPXファイル) | × | ○ | |||||
HTML(コンパイルされたレポート、RPXファイル) | × | ○ | ||||||
HTTPハンドラ (ページレポートとRDLレポート共通) |
PDF(RDLXファイル) | × | ○ | |||||
HTML(RDLXファイル) | × | ○ | ||||||
エクスポート | PDFエクスポート | ○ | ○ | |||||
HTMLエクスポート | ○ | ○ | ||||||
HTML5 | ||||||||
HTML5ビューワ | 検索、パラメータ、ページ移動、印刷、ファイル出力(PDF、Word、Tiff、HTML、Excel、ゲラモード) | × | ○ | |||||
バーコード | ||||||||
バーコード規格 | ANSI39、ANSI39 フルアスキー、Code 2 of 5、ITF、Matrix 2 of 5、CODE39、CODE39 フルアスキー、CODE128、CODE93、CODE93 フルアスキー、MSI、POSTNET、NW-7(CODABAR)、JAN8(EAN8)、JAN13(EAN13)、UPC/A、UPC/E、RM4SCC、GS1-128(コンビニバーコード、旧称UCC/EAN-128)、QRコード、マイクロQRコード、CODE49、カスタマバーコード(郵便バーコード)、PDF417、GS1 データバー、Data Matrix、IMB(Intelligent Mail Barcode)、MicroPdf417、MicroQRCode | ○ | ○ | |||||
グラフ(セクションレポート) ※グラフウィザードから選択可能なもの | ||||||||
グラフ2D(28種) | HiLo、HiLoClose、HiLoOpen、HiLoOpenClose、XYプロット、エリア、カギ足、ガント、ドーナツ、バブルXY、バブル、ピラミッド、ファンネル、ベジェXY、ベジェ、ポイント&フィギュア、ローソク足、横棒、散布図、新値三本足、積層エリア、積層エリア(%)、積層棒、積層棒(%)、折れ線XY、折れ線、棒、練行足 | ○ | ○ | |||||
グラフ3D(21種) | エリア、カギ足、ガント、ドーナツ、ピラミッド、ファンネル、ベジェ、リング、円、横棒、集合棒、新値三本足、積層エリア、積層エリア(%)、積層棒、積層棒(%)、折れ線、棒、棒(ピラミッド)、棒(円柱)、練行足 | ○ | ○ | |||||
グラフ(ページレポート/RDLレポート共通) ※[Chart]ダイアログから選択可能なもの | ||||||||
グラフ2D(30種) | カギ足、ガント、ピラミッド、ファンネル、ポイント&フィギュア、新値三本足、練行足、HiLoClose、HiLoOpenClose、ドットプロット、エリア、ドーナツ、バブル、平滑線、ローソク足、横棒、散布図、積層エリア、積層エリア(%)、積層棒、積層棒(%)、折れ線、棒、円、分割円、散布図(直線結合)、散布図(平滑線結合)、分割ドーナツ、横積層棒、横積層棒(%) | ○ | ○ | |||||
グラフ3D(30種) | 上記と同じ | ○ | ○ |
※1 日本語フォントは、埋め込みフォントとしてのみ出力可能です。
※2 1つのコントロールの中に、複数の言語のフォントが出力されている場合には対応していません。
※3 旧バージョンに付属していたActiveXビューワは、6.0J以降からFlashビューワに変更されました。ただし、FlashビューワはProfessionalのみの機能です。Standardには付属しておりません。
3.0J以前のStandardエディションでActiveXビューワを使用していた場合は、Professionalへの移行か、PDF形式での出力などの方法をご検討ください。なお、Webアプリケーション上でのプレビューなし印刷は、旧バージョンではActiveXビューワを使用して実現しているため、11.0Jで同様の動作を行う場合にはProfessionalが必要となります。
Standardのライセンスでは、Professionalの機能はご使用になれません。
エンドユーザーデザイナ、WebViewerコントロール、HTML5ビューワ、HTTPハンドラ、ActiveReports 11.0J Server上に保存したリソースとの連携(共有データソース/データセット/サブレポート/マスターレポート/レポートパーツ/スタイルシート/画像)Standardのライセンスでは実行できません。
PDF電子署名出力するPDFに、Professionalのライセンスが必要なことを示すバナーが表示されます。
PDF外字出力出力するPDFに外字が出力されません。
PDFデータへのフォント埋め込み/非埋め込みの選択日本語フォントは、埋め込みフォントとしてのみ出力可能です。フォントの非埋め込み設定については、「NeverEmbedFontsプロパティ」、および「NeverEmbedFontsプロパティ(描画拡張機能)」を参照してください。
PDFエクスポートのマルチランゲージ機能1つのコントロールの中に複数の言語のフォントが出力される場合は対応していません。詳細については、「PDFマルチランゲージ」を参照してください。
PDF出力時の太字表示PDF出力時に太字が出力されない場合があります。
PDF/A出力するPDFに、Professionalのライセンスが必要なことを示すバナーが表示されます。
PDF印刷プリセット出力するPDFに、Professionalのライセンスが必要なことを示すバナーが表示されます。